JDA-DAT三重リーダー・スタッフ専用ページ

 

 

三重県栄養士会 災害時対応について

 

 

 

 

県栄養士会は、災害発生後速やかに栄養士会長、副会長又は災害対策委員会長をトップとした「災害対策本部」を立上げ、役員、県JDA-DATリーダーを組織委員として活動を開始します。

 

三重県栄養士会災害時対応マニュアル(PDF

三重県災害時栄養・食生活支援活動ガイドライン(三重県ホームページへのリンク)

 

 

■ 災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定

 

〇 公益社団法人 三重県栄養士会は、三重県と「災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定」を締結しました(2020325日)。

 

 

 

〇 日本栄養士会から三重県栄養士会に依頼があり、災害支援車両の車両管理委託契約を締結しました。(2022413日)

 

道路脇の歩道に立っている男性たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

 

全国どの地域における災害に対しても機動的に災害対策事業を実施できるよう、災害支援車両を特定の都道府県栄養士会の所在地域に常時配置し、その管理及び運用を三重県栄養会に委託されました。

 

※三重県栄養士会が、鈴鹿医療科学大学 理事長 高木純一 様にお願いし、ご快諾いただき協定を締結する運びとなりました。

(日本栄養士会では、大学と協定を結ぶのは初めてのことであります。)

 

 

〇 鈴鹿医療科学大学と三重県栄養士会が「災害時等における施設利用の協力に関する覚書」を締結しました。(202271日)

 

右:高木理事長

 

 

包括協定では、三重県栄養会会館が被災し本部機能が果たせなくなった際に、鈴鹿医療科学大学の一部を利用して三重県栄養士会の災害対策本部を設置する覚書を締結しました。

 

 

〇 鈴鹿医療科学大学と三重県栄養士会が「災害支援車両の設置・管理に関する覚書」を締結しました。(202271日)

 

 

日本栄養士会から三重県栄養士会に管理と運用を委託された災害支援車両(JDA-DAT河村号)1台を鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパス内に設置しました。

訓練を受けたスタッフ(JDA-DATリーダー)を中心に、被災地で栄養相談や特殊栄養食品の供給・管理など栄養に関する支援活動を展開します。

 

 

 

 

日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)について

 

 

JDA-DATの目的

 

〇栄養・食生活支援活動を通じて、被災地支援を行います

JDA-DATは、国内外で大規模な自然災害(地震、台風など)が発生した場合、迅速に被災地内の医療・福祉・行政栄養部門と協力して、緊急栄養補給物資の支援など、状況に応じた栄養・食生活支援活動を通じ、被災地支援を行うことを目的としています。

そのためJDA-DATは、災害発生後72時間以内に行動できる機動性、大規模災害に対応できる広域性、栄養支援トレーニングによる専門的スキルを有する必要があります。これらは、研修によって養われています。また、食料の調達、移動手段の確保などを自身で行う自己完結性も備えています。

 

 

JDA-DATの活動

 

〇国や被災地と連携して支援活動に入ります

JDA-DATは、指定栄養士※1ごとに設立されています。非被災地の都道府県栄養士会JDA-DATは、自ら、あるいは出動の要請※2を受けて、速やかに支援活動に入ります。なお、都道府県栄養士会の災害協定の締結も進んでいます。

 

※1 指定栄養士会 : JDA-DATを保持する意思と人員等を備え、日本栄養士会会長に申し出た都道府県栄養士会(2020930日現在、三重県栄養士会を含む19道府県3政令市)。

※2 出動の要請者 : 日本栄養士会、国(厚生労働省)、被災都道府県知事・被災地災害対策本部など。

 

〇情報収集を行い、的確な対応を心がけます

JDA-DATは被災地において、次のような人的支援、物的支援を行います。しかし、被災地ではライフラインや交通手段などの破綻も予想されるため、@の情報収集(的確な状況とニーズの把握)が支援活動の前提となります。

 

@ 情報収集 :

被災地の医療・福祉・行政栄養部門と連携し、情報の収集・伝達・共有化を行います。

A 緊急栄養補給物資の支援(特殊栄養食品ステーション設置) :

必要物資の内容・量を把握し、物資の手配・分配の指揮を行います。特殊な栄養食品などについては、日本栄養士会に支援要請ができる場合もあります。

B 栄養補給 :

被災施設・避難所などで責任者の許可のもと、個人に対して直接栄養補給の支援を行います。

C 対応困難な被災者への支援 :

医療機関への連絡などの対応を行います。

 

〇規模により、長期的支援も実施します

 

 

〇平時には、防災活動などを支援します

 

 

〇専用車を活用した広報活動を行っています

詳細は「日本栄養士会 災害支援チーム(JDA-DAT)について」を参照してください。

 

 

 

 

JDA-DATメンバー募集について

 

 

JDA-DATメンバーになる方法

 

日本栄養士会では、JDA-DATリーダー1,000名の育成、JDA-DATスタッフ4,000名の養成を目指して、メンバーを募集しています。JDA-DATは、都道府県栄養士会が育成する「JDA-DATスタッフ」と、日本栄養士会が育成する「JDA-DATリーダー」で構成しています。

 

 

■ 三重県栄養士会災害支援チーム「JDA-DAT三重」スタッフになるには?

 

三重県栄養士会で開催しているスタッフ育成研修に参加していただくことが第一要件となります。

スタッフ研修を受講し、修了証をもらうことでJDA-DATスタッフとして登録されます。

 

三重県栄養士会JDA-DATスタッフ登録用紙(PDF

 

研修会は三重県栄養士会で年1回程度開催しています。

日程や詳しい研修内容については三重県栄養士会のホームページでご確認いただくか、事務局へお問い合わせください。

 

 

JDA-DATのリーダーになるには?

 

JDA-DATスタッフは、日本栄養士会主催のリーダー育成研修を受講することで、JDA-DATリーダーになることができます。ただし、受講するには「都道府県栄養士会会長の推薦」が必要となります。

研修会は、日本栄養士会が開催しており、開催頻度は年1回以上です。日程や研修内容の情報については日本栄養士会のホームページでご確認ください。三重県栄養士会JDA-DATスタッフに登録すると、研修会の開催案内をメールにてお知らせします。

 

日本栄養士会 JDA-DATメンバー募集について(リンク)